前提として、接着部の気泡は水槽の強度を下げるためNGです。
一方で、水槽のゆがみを直すため仕方なく気泡が入る場所があります。
今回はそんな気泡について解説します。
はじめに、アクリルは正しく接着されていれば、水槽背面にモノがあると映り込みます。
(アクリルはプラスチックで一番透明度が高い)

一方、接着が不十分な場合&気泡が多い場合は後ろの木の板は映り込みません。

では、気泡がでやすいところはどこか?
ズバリ、補強の突合せ部分です。(水槽本体の気泡は論外です。)


製造の都合上(最終的に水槽のよじれを直すため)他の接着部に比べ接着が弱くなっています。
(水槽のよじれについて解説しています→水槽の寿命を決めるのは水槽台次第!?)
水槽メーカーによって補強の形状や補強の接着順を工夫して目立たなくしています。
しかし、補強の突合せ部分は気泡が出やすい部分となっています。
(今回の補強の形状は一般的に出回っているものです。)
では、気泡がなくシンプルな形状の補強はないか?
オススメは天板くりぬきタイプです。

(天板くりぬき水槽はこちらで解説しています→天板くりぬき水槽って知ってる?)
以上まとめると
・前提として接着部の気泡はNG。 ・ただし補強の突合せ部は気泡が出やすい。(理由は水槽のよじれを直すため。) ・水槽メーカーによって補強の形状を工夫し目立たなくしている。 ・オススメは天板くりぬきタイプ。
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