概要
ディスプレイ用ケース W100×D100×H150 ALL3㎜ 底面板(台座)のみ黒
動画
製作方法
材料
・アクリル板 透明 3㎜ 押出し板
・アクリル板 黒 3㎜ 押出し板
工具

工具一覧
アクリル加工を始めるには、たくさんの工具とお金が必要だと思っていませんか?実は、基本加工(カット→接着→仕上げ)に必要な工具は少なく、2万円前後で揃えることが出来ます。紹介する工具は、実際に私が使っているものです。プロ顔負けの作品を一緒に作っていきましょう!
製作の流れ
カット
カット寸 , ()…トリマ処理後の寸法 , 単位は㎜
アクリル板
本体
・透明 103×150(147) 2枚 正面板 / 背面板
・透明 97(94)×150(147) 2枚 側面板
・透明 104×104 1枚 天板
台座
・黒 95(92)×95(92) 1枚 上側
・黒 105(102)×105(102) 1枚 下側
カットの方法

アクリルのカット方法
アクリルをカットする際に必要な工具は3つだけ!アクリルカッター・カッターマット、そして3つ目が・・・。キレイにカットするためのポイントと方法を紹介しているので、是非参考にしてみてください!

カット面を整える(トリマ処理)
接着の良し悪しはカット後の処理で決まります。プロが行う処理と同等の処理を家庭でもできるように変換しました。正直、この加工ができれば、アクリルで大体のものは作れます。
本体の製作
箱型に接着します

接着方法①
アクリルの接着で一番重要なのは、接着時ではなく○○を怠らない事です!大体の人はこれを怠るために作品のクオリティーを下げています。

接着方法②
接着板を傾けることができない場合に有効な方法です。ただし、若干コツが要るので実践するかどうかはお任せします。

接着方法③
接着箇所が多い場合は○○をしない事が重要です。特に押出し板の場合は、○○をしてしまうと、板が溶けすぎてしまいます。その○○とは…
トリマ処理&面取り

仕上げ(トリマ処理)
製品に必要ない部分をトリマで削っていきます。紙やすりでも代替可能ですが、トリマを使った方が楽&キレイに仕上がります。どちらを選択するかはお任せします。
磨き&キズ消し

仕上げ(磨き)
アクリル加工の醍醐味!アクリル側面に光沢を出す方法です。プロが磨くと、どちらから接着したか分からないほどキレイになります。そんなプロ顔負けの加工方法は…

仕上げ(キズ消し)
アクリル表面に付いたキズを消すことは簡単です。ただ、この簡単な方法が紹介されているところを、私は見たことがありません。とても不思議です。慣れれば1分程度で済む作業なので是非チャレンジしてみてください!
水拭き・乾拭きを行い本体完成!
台座の製作
上板と下板を貼り合わせます。
まず、下板に張り合わせる場所をけがきます。
すべて5㎜空いています。
けがいた線ギリギリにマスキングテープを貼ります。
先に、上板の面取りを行い
水拭き・乾拭きを行い…
上板を若干浮かせて接着液を流します。
※今回は不透明な色板のため、接着液は少なくて良いです。(半透明の場合は、1/3程度まで液を入れ貼り合わせると、気泡が入りづらくなります。)
数秒軽く押さえます。
マスキングテープをすぐに剥がし…
面取りを行います。必ず、手に触れるところは面取りを行ってください!!
本体を上に乗せて…
完成です!
さいごに
今回は、台座のみ黒でしたが、背面や側面を黒にすると、違った雰囲気になります。アクリルの色板は種類が豊富なので、是非様々な色板を使ってみてください!「アクリル 色見本」で検索すると、何色があるかチェックできます。
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