概要
インテリア雑貨 W75㎜×D75㎜×H220㎜
動画
製作方法
材料
・アクリル板 透明 板厚3㎜ 押出し板
・アクリル丸棒 6φ
・塩ビパイプ 50A (治具で使用します)
工具

工具一覧
アクリル加工を始めるには、たくさんの工具とお金が必要だと思っていませんか?実は、基本加工(カット→接着→仕上げ)に必要な工具は少なく、2万円前後で揃えることが出来ます。紹介する工具は、実際に私が使っているものです。プロ顔負けの作品を一緒に作っていきましょう!
製作の流れ
カット
アクリル板
15幅×320㎜ 2本分カットします。

アクリルのカット方法
アクリルをカットする際に必要な工具は3つだけ!アクリルカッター・カッターマット、そして3つ目が・・・。キレイにカットするためのポイントと方法を紹介しているので、是非参考にしてみてください!
※アクリル板はカット後、磨いてください。

仕上げ(磨き)
アクリル加工の醍醐味!アクリル側面に光沢を出す方法です。プロが磨くと、どちらから接着したか分からないほどキレイになります。そんなプロ顔負けの加工方法は…
アクリル丸棒
長さ75㎜ 8本カットします。(手ノコで簡単にカットできます。)
塩ビパイプ
下記「治具製作」で解説。
必要な長さは320㎜。
治具製作
塩ビパイプ(VU50)を320㎜の長さで切ります。
治具にはマジックで線を入れます。(写真には関係ない線が入っています。分かりづらくてすみません。)
縦方向 4等分
横方向 50㎜間隔で5本~6本
斜め方向 縦横の交点を結ぶ。表と裏に2本。
熱曲げ
ヒーターはアクリサンデーが一番安いと思います。
ヒーターにアクリルが張り付かないように保護します。
アクリル板を全体的に温めます。
柔らかくなってきたら、パイプに巻き付けます。
50㎜ごとにマスキングでしっかり固定しながら曲げると、キレイに曲がります。
もう一本も同様に曲げます。
穴あけ
縦方向に25㎜ずつ(斜め方向ではありません)しるしを付けます。
6φで穴をあけます。アクリル用ビットがあると便利です。

穴あけ&ねじ切り加工
アクリルの穴あけは難しいですよね?実は、ポイントさえ押さえれば、キレイにあけることが可能です。欠けづらくするその方法は…
1本あたり8か所穴をあけます(計16か所)。
底側のみアクリル板を切り、自立するようにします。
マスキングを取り、穴にアクリル丸棒を通せば完成です。
丸穴に、アクリル丸棒が通りづらい場合は、面取りスクレーパーを使用してください。
さいごに
ヒーターはL型に曲げる際に使用することが多いです。今回は特殊な使い方をしているので、難易度は高めです。ヒーターの詳しい使用方法は、後日紹介したいと思います。
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