家庭でできるカット面の処理は2種類あります。
①紙やすりを使った処理…安全かつ安価にできる。小さい材料に最適。
②トリマを使った処理…プロ並みの処理ができる。
今回は、①紙やすりを使った処理を紹介します。
全体の流れ
詳細
削る分をけがいて(目印をつける)いきます。
①耐水紙やすり処理の場合は0.5~1㎜の位置に目印を引きます/右側。
(②トリマ処理の場合は1mm~2㎜の位置/左側)
今回用意するものは耐水紙やすり(#120・#240・#400)
ベニヤ板・木板・角棒 以上!
まず、角棒に耐水紙やすりを巻き付けます。(2面または3面)
ケガキペンがあるとキレイに折れます。
続いて、ベニヤ・木板・アクリル板の順に置いていきます。
先ほどの角棒を用意し…
水を吹きかけ…
前後に動かします。
#120でやすった後の断面がこちら
直角に削れているのが分かります。
同じ要領で#240・#400でやすると、さらにキレイになります。参考にしてみてください。
②トリマを使った処理方法
私はこの処理が、アクリル加工で一番重要な工程だと考えています。

カット面を整える(トリマ処理)
接着の良し悪しはカット後の処理で決まります。プロが行う処理と同等の処理を家庭でもできるように変換しました。正直、この加工ができれば、アクリルで大体のものは作れます。
使用した工具一覧

工具一覧
アクリル加工を始めるには、たくさんの工具とお金が必要だと思っていませんか?実は、基本加工(カット→接着→仕上げ)に必要な工具は少なく、2万円前後で揃えることが出来ます。紹介する工具は、実際に私が使っているものです。プロ顔負けの作品を一緒に作っていきましょう!
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