アクリルは大変キズ付きやすい素材です。
今回は、アクリル表面に付いてしまったキズの消し方を紹介します。
とても簡単なのでチャレンジしてみてください!
全体の流れ
詳細
通常、アクリル板にはキズ付かないように保護紙が張られています。
この状態では、キズ付きません。
しかし、加工する段階で保護紙を剥がす必要があります。
すると、気がつかないうちにキズ付いていることがあります。
キズを消すときは耐水紙やすりを使用します。
キズの深さによって使う番数を選びます。以下は目安です。
・爪が引っかかる→#400~
・爪が若干引っかかる→#600~
・爪は引っかからない程度のキズ→#1000~
・ほとんど目立たないキズ→研磨剤のみ
今回は「爪が若干引っかかる」程度のキズを消していきます。
水をつけて…
#600で擦ります
※注意…600より粗い番数の場合は、あまり擦りすぎない!
「キズを消す作業=キズの深さまで表面を削る」ことです。
あまり深く削りすぎると、研磨剤をかけた後、歪んでしまいます。
#600の場合はキズが目立たない程度で良いです。
次に#1000で擦ります。
#600よりも広範囲に擦ります。
続いて#2000。
さらに広範囲に擦ります。
最後に研磨剤。
水拭き・乾拭きをして終了です。
before
after
今回使用した工具

工具一覧
アクリル加工を始めるには、たくさんの工具とお金が必要だと思っていませんか?実は、基本加工(カット→接着→仕上げ)に必要な工具は少なく、2万円前後で揃えることが出来ます。紹介する工具は、実際に私が使っているものです。プロ顔負けの作品を一緒に作っていきましょう!
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