はじめに
トリマは何をする機械かというと…
ビットと呼ばれる刃を高速に回転させるだけの機械です。
※左/ストレートビット 右/ルータービット
ビットを変えれば、削る・溝を掘る・角を丸くする等々、さまざまな加工ができます。
トリマは、木工加工で使用されることが多いですが、アクリルでも使用することができます。
注意点
①今回紹介するトリマはアクリル板厚5㎜以下で使用してください。
6㎜以上で使用すると、抵抗が大きいため、はじかれる危険性があります。
②削る幅は2㎜以下。
慣れないうちは、2㎜以下が良いと思います。
③正しい持ち方で扱う!
下記「基本的な持ち方」参照。
④トリマのかけ方に注意
下記「材料を削る」参照。
基本的な持ち方
前側はこのように刃がむき出しになっています。
後ろ側は保護されています。
必ず保護されている側を持つようにしてください。
ビットの合わせ方
メーカーによって仕様に違いがありますが、基本的には透明の台座をゆるめることが多いです。
今回紹介するトリマは、前面にストッパーが付いてます。
ストッパーを外すと、簡単に緩めることができます。
赤い線の上の部分をくるくる回すと…
ビットを上下できます。
位置を合わせたら、再びストッパーで台座を締めます。
材料を削る
材料を削るときは、ルータービットがオススメ!
まず、削る材料を固定します。クランプで固定することをオススメします。
ビット位置を調整します。
ルータービットの場合は、材料の下2~3㎜の位置にローラーがくるようにします。
※ルータービットはガイド(写真では木の板)に沿って削っていきます。つまり、ガイドが円の場合は、アクリルの形を円にすることができます!
スイッチをON!必ずトリマを持ちながらスイッチを入れてください。
注意
・スイッチを入れてから材料を削っていきます。
材料にビットを当てた状態でスイッチを入れるとはじかれます。
・手前から奥に向かって削っていきます。
逆にかけるとはじかれます。
※かなり粉が出ます。
以上で解説終了です。
メーカーの取り扱い説明書も読むようにしてくださいね。


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